診療時間午前9:30~13:00(最終受付12:00)
午後14:30~18:00(最終受付17:30)
※水、金、土曜日は午後最終受付17:00まで
休診日木・日・祝日
治療は早めが肝心です。歯に痛みや異常を感じたら、できるだけ早めにご来院下さい。
冷たい物や甘い物を食べて、歯がしみたり痛んだりすることはありませんか?
そういった症状がある場合、虫歯になっている可能性があります。治療は早めが肝心です。できるだけ早くご来院ください。当院では治療にあたって、次の3つのことを心がけています。
治療における患者さんの負担をできるだけ軽減し、大切な歯をできるだけ残す治療方法を選択していくことで、患者さんのお口の中の健康を、長い目で守っていきたいと考えています。
重度にまで進行した虫歯治療「根管治療」などもしっかり行います。患者さんのどんな症状にも責任を持ってしっかり対応しますので、まずはお気軽にご相談ください。
一般的には、「歯がしみる=虫歯」と考えられがちですが、知覚過敏によるものとも考えられます。知覚過敏の症状は、冷たい物や甘い物を食べたときに痛みを感じるというもの。
つい放置してしまいがちですが、悪化すれば「歯髄炎」という治療の難しい病気になってしまうこともあります。いずれにしても、歯がしみたらお早めにご相談ください。
歯がしみたり痛んだりした場合、その原因としてはおもに虫歯が考えられます。
虫歯は初期段階では痛みを感じないという特徴があるため、痛みを感じたときにはある程度進行してしまっているという、やっかいな病気です。
あなたの虫歯は、現状どの段階にあるでしょうか? 虫歯は、早期発見・早期治療が大切です。虫歯に気づいたらとにかくお早めにご来院ください。
歯の表面にあるエナメル質の表面が溶け、白く濁って見えます。
まだ痛みなどの自覚症状はありません。
エナメル質の内側の象牙質が溶けはじめ、虫歯の部分が目に見えるまでに変色します。
冷たい物や甘い物でしみるようになります。
虫歯が、象牙質の奥にある歯の神経にまで進行しています。
ズキズキと強い痛みを感じます。
虫歯が大きく広がり、歯冠のほとんどがなくなってしまっています。
歯の神経が壊死し、歯の根だけが残っている状態となり、歯を残すのが困難になります。
虫歯が神経にまで達した場合、その状態を放っておくと、最終的には歯を抜かざるをえなくなってしまいます。それを防ぐためには歯の根の治療「根管治療」が必要です。
根管治療とは、歯の根の中にある虫歯に侵された神経などを取り除き、消毒する治療です。高度な技術を必要とする難しい治療ですが、これをしっかり行って歯の根の中を無菌化し、隙間なく薬剤を充填すれば、大切な歯を失わずに済みます。
STEP1
歯の神経を取った後に根の長さを測る。
STEP2
汚染された歯の根の部分を掃除してきれにします。
STEP3
根の中に薬を入れて消毒します。
STEP4
消毒が終わった後に薬などを入れて密封する。
STEP5
症例によっては金属の土台を入れます。
STEP6
冠をかぶせます。
根管治療も早めの対処が肝心です。大切な歯を守るために、できるだけ早くご来院ください。
ちょっとした衝撃から歯が欠けてしまった、詰め物(もしくは被せ物)が取れてしまったなどということはありませんか?
また、咬み合わせの不具合から常に一部分に過度の負担がかかっているなどの場合、歯が欠けたり補綴物が取れたりしてしまうことがあります。
このような状態を放っておくと、しみたり痛みを感じたりすることがあります。そのまま放っておかず、早めに処置を受けましょう。
補綴治療とは、歯が欠けてしまったり、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)が取れてしまったりした場合に、その部分を補う治療です。
歯の一部分が欠けている場合には詰め物を入れ、また歯全体を補う必要があれば、被せ物をします。
食事や会話をスムーズにするという機能的な回復が基本的な目的ですが、見た目も美しく回復させる場合には審美治療が必要になり、自費扱いになります。
機能性だけをとるのか、機能性に審美性も兼ね備えるのか、どのような治療がご自身にベストなのか、お気軽にご相談ください。
歯科治療には、補綴治療にも保険診療と自費診療があります。
それぞれにメリットやデメリットがあり、患者さん自身に適した診療をお選びいただけます。
歯が少しだけ欠けてしまった場合や、初期~中期の虫歯を削った場合など、失った部分が小さいときには詰め物で修復します。
詰め物の素材は、保険診療と自費診療で異なります。
保険診療の素材 | 金属(おもに銀色)、コンポジットレジン(白色) |
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自費診療の素材 | セラミック(※1)、ハイブリッドセラミック(※2)、ゴールド |
※1見た目・機能性が天然歯と同等の性質を持つ歯科素材
※2セラミックとレジンをかけ合わせた歯科素材
大きく歯が欠けてしまったり、大きな虫歯を削ったりした場合には、被せ物で修復します。
この素材もまた、保険診療と自費診療で異なります。
保険診療の素材 | 銀歯、硬質レジン前装冠、硬質レジンジャケット冠 |
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自費診療の素材 | オールセラミック、メタルセラミック、ハイブリッドセラミック、ジルコニア、ゴールド |
ということはありませんか?そのような症状がある場合、歯周病になっている可能性があります。
歯周病は、歯ぐきや歯を支える顎の骨などを徐々に冒し、放っておくと最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあるおそろしい病気です。
初期には痛みを感じにくいことから、気づかないうちにどんどん進行してしまう傾向にあるため、少しでも異変に気づいたときにはすぐに受診することをおすすめします。
歯周病が、お口だけにかかわる病気ではないことをご存知ですか? 最近の研究では、歯周病菌が血液を通じて全身をめぐることで、肥満、狭心症・心筋梗塞、骨粗しょう症、免疫・アレルギー疾患、糖尿病、誤えん性肺炎などを引き起こすことがわかっています。ほかにも、脳卒中や慢性呼吸疾患などになる率の増加、妊娠中の方には早期低体重児出産の危険も挙げられています。歯周病を放っておくと、全身へも悪影響を及ぼしてしまうことがあるのです。
歯周病は知らず知らずになっていることが多く、日本の国民病とも言われる病気。ご自身の歯や歯ぐきの状態は次のどの段階に当たりますか? 一度チェックしてみましょう。
歯周病の原因であるプラークや歯石が付着し、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)ができはじめ、歯ぐきが腫れはじめます。
歯周ポケットがさらに深くなり、歯を支える顎の骨が溶けはじめます。
歯ぐきから膿が出はじめます。顎の骨が半分ほど溶け、歯がグラグラします。
最終的には歯を支えられず、抜け落ちてしまいます。
歯周病の治療は、専門器具を使って行う歯や歯ぐきのクリーニングが基本です。
軽度~中度の歯周病の場合には、スケーリング、ルートブレーニングという治療が行われます。
歯周病も重度になると、外科的治療が必要になります。
下記の治療方法から、症状に合わせたものが選ばれます。
超音波スケーラーという器具を使って、歯や歯の根にこびりついたプラークや歯石をすみずみまで取り除きます。
スケーリング後に、プラークや歯石などの除去によりでこぼこになったセメント質をなめらかにします。歯の根をツルツルに磨き上げることで、汚れの再付着を防ぎます。
重度の段階でも、比較的症状が軽い場合に行います。歯ぐきに麻酔をしたうえで、歯周ポケット内のプラークや歯石を取り除きます。
症状が進み歯周ポケットが深くなっている場合に、歯ぐきを切開して歯の根を露出させ、プラークや歯石を取り除きます。
細菌に冒され、失ってしまった歯周組織を再生させる方法です。歯と歯ぐきの間をきれいに清掃し、再生させたい箇所に人工の膜を入れることで、不要な歯肉が入り込まないよう防御しながら顎の骨の再生を促していきます。
こちらも、失ってしまった歯周組織を再生させる方法です。再生させたい箇所に「エムドゲインゲル」という薬品を注入し、スペースを確保することで顎の骨の再生を促します